これまでの展覧会(2階鑑賞室)

日本刀 地鉄の秘密 刃文の不思議
2018年1月5日(金)→5月27日(日)

 日本刀は、武器として生まれ発達してきました。その一方で、日本刀は高位の者に対する献上物や家臣への褒美など、主に武士や貴族の間では贈答品の一つとして盛んに用いられてきました。また寺社への奉納品など、神聖なものとしても扱われています。これは日本刀が単に武器としての実用性だけではなく、武士や貴族の表道具として「美」を追求した存在であったからです。さらに今日、日本刀は「鉄の芸術」と呼ばれ、その審美性の高さから世界中の美術愛好家からも注目されています。

 今回の展示では、刀工が鍛錬することで表れた鉄の層が織りなす「地鉄」と呼ばれる文様や、焼入れによって作られ刃先に浮かび上がる「刃文」の美しい形と輝きなど、日本刀の審美的な見どころにスポットを当て、その奥深い魅力をわかりやすくご紹介いたします。

 日本刀には地鉄や刃文が同じものは一つとして無く、刀が作られた時代や地域、刀工によって様々なバリエーションが存在します。刀身をキャンバスに見立て、高度な審美性を日本刀の中に織り込んだ刀工の名作をご覧ください。

左上:兜 鉄錆地六十二間筋兜/右上:目貫 海老図/右中:縁頭 恵比寿大黒図 銘 大森秀知(花押)/中央:拵 朱漆塗桜花文蒔絵散印籠刻鞘打刀拵/下:重要文化財 脇指 無銘 伝正宗

2018年1月5日(金)→5月27日(日)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※年末年始(12月28日〜1月4日)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

(同時開催の3階鑑賞室もご覧いただけます。)
「山笑う春 〜近代日本画の四季〜」2018年1月5日(金)→2月25日(日)
「安達博文の世界展 -僕の中のぼくー」2018年3月1日[木]〜5月27日[日]

ギャラリートーク/毎月 第2日曜日14:00〜(要鑑賞券)

日本刀〈姿の美〉
2017年9月30日(土)→12月27日(水)

 日本刀は平安時代中期頃に誕生し、現在に至るまでの約一千年の間受け継がれてきた日本独自の刀剣です。はじめは武器として生まれ、歴史の転換となる大きな場面で様々な形で登場し、武士の表道具として大切に受け継がれてきました。これは日本刀の持つ美しさが古来、人々を引き付けてきたからに他なりません。その美しさは刀身の反りなど、形状にも表れています。当時の人々の美的感性や価値観、戦闘方法など時代によって形状を変えてきており、それを「姿」と呼んで日本刀の見所としてきました。

 今回の展示では当館所蔵の日本刀から、各時代ごとに特徴的な姿の作品を展示し、美しさと実用性を兼ね備えた姿の魅力をご紹介いたします。

上:太刀 銘 宇多国房
中:黒蝋色塗三ツ巴紋散螺鈿鞘糸巻太刀拵(重要文化財 太刀銘 一 助成造に附属)
下:菊花・菊葉透鐔 無銘 勘四郎

2017年9月30日(土)→12月27日(水)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※年末年始(12月28日〜1月4日)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

(同時開催の「山粧う秋、眠る冬 〜近代日本画の四季〜」もご覧いただけます。)

ギャラリートーク/毎月 第2日曜日14:00〜(要鑑賞券)

開館一周年記念特別展<
開館一周年記念特別展
2017年7月15日(土)→9月24日(日)

重要美術品六十振りを一堂に!「空前絶後の名刀展」

 一九三三年(昭和八年)、「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」は、日本の美術品が海外へ流出することを防止する目的で制定されました。その後、一九五〇年(昭和二十五年)の文化財保護法の施行によって「重要美術品」の認定は廃止されましたが、いま以ってなお認定された美術品は高く評価されています。

 今回の特別展では、「重要美術品」に認定されている日本刀のみ約六十振りを一堂に会し、認定の経緯を伝えるとともに、その作品のもつ力量や作風、歴史などの物語を通して日本刀の多彩で多面的な魅力を紹介します。

1:虫尽脇指拵 部分/2:阿古陀形筋兜(前田利長所用)部分/3:粟穂図大小縁頭 銘 一斎東明(花押)部分/4:刀 金象嵌銘 貞宗 本阿(花押) (尾張徳川家伝来)部分/5:刀 無銘  伝正宗 部分

2017年7月15日(土)→9月24日(日)

会期中に一部の作品が入れ替えになります

8月14日[月]は臨時開館

入館料=一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

開館一周年記念特別展 ギャラリートーク開催
毎月第2・4日曜日 14:00~開催(要鑑賞券)

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅳ
2017年4月18日(火)→7月9日(日)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示しています。

 掉尾を飾る第四期では、剣豪宮本武蔵が所用したと伝わる「武蔵了戒」(特別重要刀剣)をはじめとし、古青江次忠(重要文化財指定)などの名刀を展示します。加えて、昨年の第Ⅰ期で展示した重要文化財指定の虎徹(虎入道銘)を再出品いたします。日本刀の持つ奥深い魅力について紹介します。

上:武蔵了戒(特別重要刀剣)/左:重要文化財 太刀 銘 次忠/中:家紋唐草透鐔 銘 越中国住 成就作之/右:黒雲文塗丸十紋切金散鞘打刀拵

2017年4月18日(火)→7月9日(日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(4月21日(金)からは同時開催の「所蔵コレクション 岡田繁憲展」もご覧いただけます。)

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅲ
2017年1月5日(木)→4月16日(日)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示します。

 第三期では、重要文化財指定の「一 助成造」や尻懸則長の大小(重要美術品)、古備前順慶(重要美術品)など大名家伝来の名刀をはじめ、越中国で活躍した宇多国房(重要美術品)や宇多国久の優品を展示します。また、日本刀から広がる美の世界として、刀装具や甲冑も合わせて展示し、平安時代から今日にいたる日本刀の持つ奥深い魅力について紹介します。

2017年1月5日(木)→4月16日(日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(同時開催の「所蔵コレクション 近代日本画展」もご覧いただけます)

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅱ
2016年9月6日(火)→12月28日(水)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示します。

 第Ⅱ期では、重要文化財指定の畠田真守(芸州浅野家伝来)や長銘の古備前包平(上州館林藩秋元家伝来)など大名家伝来の優品や越中国で活躍した刀工も展示します。さらに現代刀工の作品についても展示し、平安時代後期から今日にいたる日本刀のもつ奥深い魅力について紹介します。また同時に、日本刀から広がる美の世界として、刀装具をはじめ、甲冑や兜なども併せて展示致します。

2016年9月6日(火)→12月28日(水)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(同時開催の「継承される多彩な美 九谷焼ー現代の名品展」 (9月9日〜12月25日)もご覧いただけます。)

所蔵名品刀展
秋水の美
2016年6月11日(土)→ 9月4日(日)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示します。なかでも、重要文化財指定の虎徹(虎入道銘)や正宗といった著名工をはじめ、将軍家や大名家伝来の優品、さらに鎌倉時代末期頃に活躍した則重や郷義弘、室町時代に繁栄した宇多派刀工など越中国で作刀された刀剣なども展示し、日本刀の持つ奥深い魅力についてご紹介します。また同時に、日本刀から広がる美の世界として、刀装具をはじめ、甲冑や兜なども併せて展示いたします。

第Ⅰ期: 2016年6月11日(土)→ 9月4日(日)
第Ⅱ期、第Ⅲ期、第Ⅳ期は作品を入れ替えて展示いたします。

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(同時開催の「開館記念特別展 細川護熙の美と永青文庫の至宝」もご覧いただけます。)