これまでの展覧会(2階鑑賞室)

現代刀職展
- 今に伝わる いにしえの技
2018年11月23日(金・祝)→12月16日(日)

 森記念秋水美術館では、公益財団法人日本美術刀剣保存協会が現代刀職者の育成と技の公開を目的とする事業として開催している「現代刀職展」を、今回北陸初の巡回展として開催いたします。

 かつて同協会で開催していた現代刀匠を中心とした「新作名刀展」と、刀剣を研磨する研師および外装を制作する刀職者のための「刀剣研磨・外装技術発表会」は、それぞれ60年を超える深く長い伝統をもつ展覧会でした。本展はこの伝統と格式を礎に、新たな歴史を刻むべくこれらを一つにし、合同で展示する展覧会として、新刀剣博物館開館を機に昨年度から新たに企画されたものです。

 公益財団法人日本美術刀剣保存協会の創始者である佐藤寒山先生の遺訓であり、基本精神である「和」の理念によって成し遂げられた渾身の力作が勢揃いいたします。本展を通じて刀職者が胸に抱き日々実践している「和」の精神も感じ取っていただければ幸いです。

1. 柄前の部 無鑑査 三谷修史/2. 彫金の部 無鑑査 長嶺雅臣/3. 作刀の部 高松宮記念賞 高見一良

2018年11月23日(金・祝)→12月16日(日)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

研師・要堺市郎氏による研磨実演
11月25日(日)・12月9日(日)14:00〜15:30
当館2階 鑑賞室前ロビー(要鑑賞券・予約不要)

刀をめぐるダンディズム
森記念秋水美術館所蔵品 刀とこしらえ
2018年9月1日(土)→11月18日(日)

 今回、森記念秋水美術館が所蔵する日本刀コレクションの中から、刀装とうそうが付属する作品を中心に刀身とこしらえ、甲冑類を展示し、刀をめぐるダンディズムの世界をご紹介します。

 元来武器としての役割を担った日本刀は、使用するものにとって安全でなければならないという前提に立ち、つかつばさやなどの刀装が不可欠でした。すでに古墳時代には、装飾性を加味した刀装も多く見られるようになります。刀剣を美しく飾ることによって、権力者は周囲に自身の力を誇示したのです。刀装は、こうした権力と結びついて発展し、貴族や武士を中心に各時代の流行に則した形で様々な意匠が用いられました。

 江戸時代には殺伐とした戦国乱世の気風から脱し、天下泰平となったことで、刀剣はより象徴としての意味合いが強くなるに伴い、装飾性に富んだものが多く作られます。刀装に携わる職人にも名工と呼ばれる者が現れ、刀身と同じく宝物として扱われたのです。しかし、明治となって廃刀令が布かれると、刀匠や金工など刀剣に携わってきた多くの職人が職を失うことになります。こうした職人の高い技術力を生かし、生き残りを賭けて生み出した美術品を基礎として、近代から現代にかけて独自の日本工芸が花開いたのです。

 本展では、二階鑑賞室において、刀身とそれに附属する刀装及び刀装具を、また三階鑑賞室では甲冑や馬具などの武具を展示します。武士の表道具たる刀や拵、武具などに施された美しい意匠と技をご覧ください。

1. 紋散らし桶側二枚胴具足 結城秀康所用/2. 金梨子地葵紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵(部分)/3. 竹塗鞘打刀拵(部分)/4. 蔓桔梗文金蒔絵研出鮫鞘柄合口短刀拵(部分)/5.金梨子地梅樹図蒔絵刀掛(部分)/6. 朱漆塗桜花文蒔絵散印籠刻鞘打刀拵(部分)/7. 七宝紋鐔 無銘 平田道仁

2018年9月1日(土)→11月18日(日)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

「刀剣鑑賞の手引き」ギャラリートーク毎月 第2日曜日14:00〜 (要鑑賞券) 

イベント

居合演武鑑賞会

11月4日(日)14:00~15:00(要鑑賞券)

当館1階 研修室「霜華」 定員:約40名(予約不要)

参加者多数の場合は立ち見でご覧頂くことがございます。

森記念秋水美術館・富山市郷土博物館・富山市佐藤記念美術館 連携企画展
「日本文化へのいざない ~富山をめぐる3つの物語~」

森記念秋水美術館所蔵品

「北国物のきらめきー北陸の名刀展ー」
2018年6月2日(土)→8月26日(日)

  古来北陸で作られた刀は「北国物」と呼ばれ、地鉄が黒ずむなど作風に特徴があります。当館コレクションの主体となる越中国(富山県)の刀工作品を中心に、北陸三県で製作された古今の名刀を展示いたします。越中国では鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて、日本刀の巨匠「正宗」の兄弟子と伝わる名工「則重」や魚津の松倉で活躍した天下三作にも挙げられる「郷義弘」を輩出しました。また、時を同じくして大和の地から来住した古入道国光を祖とする「宇多派」の作品も近年見直され、高く評価されています。また、加賀国では加州真景や藤島友重、『加州正宗』と称された兼若など「北国物」の名刀を通観していただき、その魅力をご紹介いたします。

1. 揃小柄 無銘 加賀象嵌 /2. 短刀 銘 則重 /3. 七宝紋螺鈿鐔 無銘 杣田 /4. 家紋唐草透鐔 銘 越中国住成就造之 /5. 金梨子地折敷に三字紋蒔絵鞘糸巻太刀拵

2018年6月2日(土)→8月26日(日)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※ただし8月13日(月)は開館

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

(同時開催の3階鑑賞室もご覧いただけます。)
3階鑑賞室 「光の波紋Glass+Photo 野田雄一・大志摩洋一 共創」
2018年6月2日(土)→8月26日(日)

「刀剣鑑賞の手引き」ギャラリートーク毎月 第2日曜日14:00〜 (要鑑賞券) 

森記念秋水美術館・富山市郷土博物館・富山市佐藤記念美術館 連携企画展
「日本文化へのいざない ~富山をめぐる3つの物語~」

富山市郷土博物館企画展
「富山城とサムライたち」
平成30年7月7日(土)~9月9日(日) ※7/18(水)休館

富山市郷土博物館
富山市本丸1‐62 Tel.076-432-7911
http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/

富山市佐藤記念美術館企画展
「花鳥風月を楽しむ〜富山ゆかりの美術」
平成30年7月7日(土)~9月30日(日) ※7/17(火)休館

富山市佐藤記念美術館
富山市本丸1-33(富山城址公園内) TEL.076-432-9031
http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/

3館連携解説ツアー開催!
7月28日(土)・7月29日(日) 計2回

【詳細及び申込方法】 「広報とやま」7月5日号に掲載します。また、平成30年7月5日より、富山市(文化国際課)及び 富山市郷土博物館・佐藤記念美術館、森記念秋水美術館のホームページに掲載します。
【問い合せ先】富山市文化国際課 Tel.076‐443‐2040

日本刀 地鉄の秘密 刃文の不思議
2018年1月5日(金)→5月27日(日)

 日本刀は、武器として生まれ発達してきました。その一方で、日本刀は高位の者に対する献上物や家臣への褒美など、主に武士や貴族の間では贈答品の一つとして盛んに用いられてきました。また寺社への奉納品など、神聖なものとしても扱われています。これは日本刀が単に武器としての実用性だけではなく、武士や貴族の表道具として「美」を追求した存在であったからです。さらに今日、日本刀は「鉄の芸術」と呼ばれ、その審美性の高さから世界中の美術愛好家からも注目されています。

 今回の展示では、刀工が鍛錬することで表れた鉄の層が織りなす「地鉄」と呼ばれる文様や、焼入れによって作られ刃先に浮かび上がる「刃文」の美しい形と輝きなど、日本刀の審美的な見どころにスポットを当て、その奥深い魅力をわかりやすくご紹介いたします。

 日本刀には地鉄や刃文が同じものは一つとして無く、刀が作られた時代や地域、刀工によって様々なバリエーションが存在します。刀身をキャンバスに見立て、高度な審美性を日本刀の中に織り込んだ刀工の名作をご覧ください。

左上:兜 鉄錆地六十二間筋兜/右上:目貫 海老図/右中:縁頭 恵比寿大黒図 銘 大森秀知(花押)/中央:拵 朱漆塗桜花文蒔絵散印籠刻鞘打刀拵/下:重要文化財 脇指 無銘 伝正宗

2018年1月5日(金)→5月27日(日)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※年末年始(12月28日〜1月4日)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

(同時開催の3階鑑賞室もご覧いただけます。)
「山笑う春 〜近代日本画の四季〜」2018年1月5日(金)→2月25日(日)
「安達博文の世界展 -僕の中のぼくー」2018年3月1日[木]〜5月27日[日]

ギャラリートーク/毎月 第2日曜日14:00〜(要鑑賞券)

日本刀〈姿の美〉
2017年9月30日(土)→12月27日(水)

 日本刀は平安時代中期頃に誕生し、現在に至るまでの約一千年の間受け継がれてきた日本独自の刀剣です。はじめは武器として生まれ、歴史の転換となる大きな場面で様々な形で登場し、武士の表道具として大切に受け継がれてきました。これは日本刀の持つ美しさが古来、人々を引き付けてきたからに他なりません。その美しさは刀身の反りなど、形状にも表れています。当時の人々の美的感性や価値観、戦闘方法など時代によって形状を変えてきており、それを「姿」と呼んで日本刀の見所としてきました。

 今回の展示では当館所蔵の日本刀から、各時代ごとに特徴的な姿の作品を展示し、美しさと実用性を兼ね備えた姿の魅力をご紹介いたします。

上:太刀 銘 宇多国房
中:黒蝋色塗三ツ巴紋散螺鈿鞘糸巻太刀拵(重要文化財 太刀銘 一 助成造に附属)
下:菊花・菊葉透鐔 無銘 勘四郎

2017年9月30日(土)→12月27日(水)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※年末年始(12月28日〜1月4日)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

(同時開催の「山粧う秋、眠る冬 〜近代日本画の四季〜」もご覧いただけます。)

ギャラリートーク/毎月 第2日曜日14:00〜(要鑑賞券)

開館一周年記念特別展
開館一周年記念特別展
2017年7月15日(土)→9月24日(日)

重要美術品六十振りを一堂に!「空前絶後の名刀展」

 一九三三年(昭和八年)、「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」は、日本の美術品が海外へ流出することを防止する目的で制定されました。その後、一九五〇年(昭和二十五年)の文化財保護法の施行によって「重要美術品」の認定は廃止されましたが、いま以ってなお認定された美術品は高く評価されています。

 今回の特別展では、「重要美術品」に認定されている日本刀のみ約六十振りを一堂に会し、認定の経緯を伝えるとともに、その作品のもつ力量や作風、歴史などの物語を通して日本刀の多彩で多面的な魅力を紹介します。

1:虫尽脇指拵 部分/2:阿古陀形筋兜(前田利長所用)部分/3:粟穂図大小縁頭 銘 一斎東明(花押)部分/4:刀 金象嵌銘 貞宗 本阿(花押) (尾張徳川家伝来)部分/5:刀 無銘  伝正宗 部分

2017年7月15日(土)→9月24日(日)

会期中に一部の作品が入れ替えになります

8月14日[月]は臨時開館

入館料=一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

開館一周年記念特別展 ギャラリートーク開催
毎月第2・4日曜日 14:00~開催(要鑑賞券)

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅳ
2017年4月18日(火)→7月9日(日)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示しています。

 掉尾を飾る第四期では、剣豪宮本武蔵が所用したと伝わる「武蔵了戒」(特別重要刀剣)をはじめとし、古青江次忠(重要文化財指定)などの名刀を展示します。加えて、昨年の第Ⅰ期で展示した重要文化財指定の虎徹(虎入道銘)を再出品いたします。日本刀の持つ奥深い魅力について紹介します。

上:武蔵了戒(特別重要刀剣)/左:重要文化財 太刀 銘 次忠/中:家紋唐草透鐔 銘 越中国住 成就作之/右:黒雲文塗丸十紋切金散鞘打刀拵

2017年4月18日(火)→7月9日(日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(4月21日(金)からは同時開催の「所蔵コレクション 岡田繁憲展」もご覧いただけます。)

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅲ
2017年1月5日(木)→4月16日(日)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示します。

 第三期では、重要文化財指定の「一 助成造」や尻懸則長の大小(重要美術品)、古備前順慶(重要美術品)など大名家伝来の名刀をはじめ、越中国で活躍した宇多国房(重要美術品)や宇多国久の優品を展示します。また、日本刀から広がる美の世界として、刀装具や甲冑も合わせて展示し、平安時代から今日にいたる日本刀の持つ奥深い魅力について紹介します。

2017年1月5日(木)→4月16日(日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(同時開催の「所蔵コレクション 近代日本画展」もご覧いただけます)

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅱ
2016年9月6日(火)→12月28日(水)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示します。

 第Ⅱ期では、重要文化財指定の畠田真守(芸州浅野家伝来)や長銘の古備前包平(上州館林藩秋元家伝来)など大名家伝来の優品や越中国で活躍した刀工も展示します。さらに現代刀工の作品についても展示し、平安時代後期から今日にいたる日本刀のもつ奥深い魅力について紹介します。また同時に、日本刀から広がる美の世界として、刀装具をはじめ、甲冑や兜なども併せて展示致します。

2016年9月6日(火)→12月28日(水)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(同時開催の「継承される多彩な美 九谷焼ー現代の名品展」 (9月9日〜12月25日)もご覧いただけます。)

所蔵名品刀展
秋水の美
2016年6月11日(土)→ 9月4日(日)

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示します。なかでも、重要文化財指定の虎徹(虎入道銘)や正宗といった著名工をはじめ、将軍家や大名家伝来の優品、さらに鎌倉時代末期頃に活躍した則重や郷義弘、室町時代に繁栄した宇多派刀工など越中国で作刀された刀剣なども展示し、日本刀の持つ奥深い魅力についてご紹介します。また同時に、日本刀から広がる美の世界として、刀装具をはじめ、甲冑や兜なども併せて展示いたします。

第Ⅰ期: 2016年6月11日(土)→ 9月4日(日)
第Ⅱ期、第Ⅲ期、第Ⅳ期は作品を入れ替えて展示いたします。

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(同時開催の「開館記念特別展 細川護熙の美と永青文庫の至宝」もご覧いただけます。)