展覧会のご案内

所蔵名品刀展
秋水の美Ⅳ
【2階鑑賞室】

 「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示しています。

 掉尾を飾る第四期では、剣豪宮本武蔵が所用したと伝わる「武蔵了戒」(特別重要刀剣)をはじめとし、古青江次忠(重要文化財指定)などの名刀を展示します。加えて、昨年の第Ⅰ期で展示した重要文化財指定の虎徹(虎入道銘)を再出品いたします。日本刀の持つ奥深い魅力について紹介します。

上:武蔵了戒(特別重要刀剣)/左:重要文化財 太刀 銘 次忠/中:家紋唐草透鐔 銘 越中国住 成就作之/右:黒雲文塗丸十紋切金散鞘打刀拵

2017年4月18日(火)→7月9日(日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(4月21日(金)からは同時開催の「所蔵コレクション 岡田繁憲展」もご覧いただけます。)

ギャラリートーク開催
毎月第2日曜日 14:00〜開催(要鑑賞券)

所蔵コレクション
岡田繁憲展
【3階鑑賞室】

 岡田繁憲氏は富山県南砺市(旧福野町)出身で、郷土を代表する日本画家です。文化勲章受章者である故奥田元宋画伯に師事したのち、日展や日春展などを中心に受賞を重ね、現在も日本画の最前線で活躍されています。緻密な描写と鮮やかな色彩を基調に、岩絵の具を厚く塗り陰影を際立たせた作風が高く評価されています。

 今回は、森記念秋水美術館が所蔵する岡田繁憲氏の作品のうち、日展の特選に輝いた「緑陰譜」や「森の譜」などの代表作とともに、郷土富山の風景を描いた作品をご紹介します。

 鋭い観察眼と豊かな色彩をもって描かれた「自然」が放つ圧倒的な生命力と、岡田氏の人柄を感じさせる温かく穏やかな世界をご覧ください。

左:緑陰譜/右:森の譜

2017年4月21日(金)→7月9日(日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(同時開催の「所蔵名品刀展 秋水の美Ⅳ」もご覧いただけます。)

日本画家 岡田繁憲氏によるギャラリートーク開催
4月23日、4月30日、5月7日、7月2日(日)
いずれも 14:00〜開催(要鑑賞券)

SHIGENORI OKADA
日本画家 岡田 繁憲 略歴

1950年 (昭和25年) 富山県南砺市 (旧・福野町)に生まれる
1975年 (昭和50年) 第10回日春展「群鳥」初入選 全国県展選抜展で文部大臣賞
1976年 (昭和51年) 奥田元宋(1912-2003 文化勲章受章者)に師事
第8回日展「群鵜」初入選
以降、日春展・日展で活躍
1991年 (平成3年) 日春展会員となる
2004年 (平成16年) 日展会員となる
2015年 (平成27年) 富山県功労表彰