2018年12月21日から開催予定の展覧会

森記念秋水美術館所蔵品展
「備前刀 ー用と美の系譜ー
【2階鑑賞室】

 吉備(きび)国は現在の岡山県全域と広島県東部、兵庫県西部にまたがる古代国家です。吉備の枕詞(まくらことば)として知られる「真金(まがね)吹く」が示すように、古来より鉄の産地として知られています。奈良時代には律令制に基づき備前・備中・備後・美作(みまさか)の四ヶ国に分けられましたが、なかでも備前国は大きな刀剣の産地として栄えました。

 平安時代中期から後期にかけて「日本刀」と呼ばれる形式の刀剣が完成すると、備前に友成(ともなり)や正恒(まさつね)らの刀工が現れました。それ以降、吉井川の流域を中心に多くの鍛冶が居住し、中世には全国最大の刀剣生産量となりました。約500年間にわたる様々な鍛冶や流派の消長は、現存する備前刀に多くの紀年銘が残されていることから、その一貫した流れを知ることができ研究の上でも非常に重要な役割を果たしています。

 本展では、所蔵する備前刀を年代や流派に分けて展示し、刀工や作品の変遷を辿り、備前刀の美と見どころをわかりやすくご紹介いたします。美しい地鉄と明るく冴えた刃文、春霞のような映(うつ)りなど備前刀の魅力を、この機会にご覧ください。

(上から)特別重要刀剣 太刀 銘 備前国包平作/金梨子地葵紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵/特別重要刀剣 刀 銘 備前長舩住盛景 永和元年十月日/朱漆刻芹文蒔絵鞘合口脇指拵(部分)

2018年12月21日(金)→2019年5月26日(日)

前期 2018年12月21日(金)→2019年2月24日(日)

後期 2019年3月1日(金)→5月26日(日)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始(12月28日〜1月4日)、展示替え休館(2月25日〜2月28日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

[同時開催] 3階鑑賞室

所蔵品コレクション「新春展」2018年12月21日(金)→2019年2月24日(日)

「小磯良平展」2019年3月1日(金)→2019年5月26日(日)

「日本刀鑑賞の手引き」ギャラリートーク
毎月 第2日曜日14:00〜(要鑑賞券)

所蔵品コレクション「新春展」
【3階鑑賞室】

尾竹竹坡「太子」

2018年12月21日(金)→2019年2月24日(日)

開館時間=10:00~18:00(入館は17:30まで)

休館日=月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始(12月28日〜1月4日)

入館料:一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金

[同時開催] 2階鑑賞室

森記念秋水美術館所蔵品展「備前刀 ー用と美の系譜ー」

2018年12月21日(金)→2019年5月26日(日)